ガラスの用語
■網入りガラス
ガラス素板を引き出す際に､金属網もしくは金属線をガラスの中に封入して製造したガラスです。
網入りガラスは割れた時にガラス片が飛散しにくくまた脱落しにくいので火災や地震など時に人身を危険から防ぎます。
■合わせガラス
合わせガラスは2枚のガラスの間に樹脂製の中間膜を挟んで接着したガラスです。
耐貫性に優れています。中間膜を変えることで様々な機能を付加できます。
■複層ガラス
複層ガラスは､スペーサーと呼ばれる金属部材で､2枚以上の板ガラスの間に中空層を持たせたガラスです。スペーサーによって保たれた空間に乾燥空気やガスなどを封入し主に断熱効果を高める目的で使用されるガラスです。
■防火ガラス
防火ガラスは､防火の基準を満たしたガラスです。
ガラスに防火性能を持たせるために､網入りガラスが採用されてきましたが､最近はワイヤレスの防火ガラスも登場し､防火ガラスには､網入りガラスと防耐火ガラスの2種類があります。
■防犯ガラス
防犯ガラスは､泥棒によるガラスを破って侵入するのをしにくくするガラスです。
合わせガラスの中間膜にポリカーボネートを挟み込むのが主流です。耐貫性に優れていてるので､こじ破りや打ち破りにあっても侵入するまでに時間が掛かるので防犯効果が高いガラスです。